WEBアニメスタイル_アニメの作画を語ろう (via isbsh) (via vampir) (via isopan) (via loopdrive) (via shi3z) (via bigburn) (via toronei) (via katoyuu)
“ (『マクロス』などで自分が作画する時は一度にミサイルを)6発ぐらいは撃ってるんですよ。少なくとも4発ぐらいは撃つんです。その内の2発が敵機を追尾してまっすぐ飛ぶ「マジメな優等生」。もう2発が先読みをする「頭よすぎるミサイル君」(笑)。パイロットっていうのは、エースパイロットでも(耐えられるのは)9Gから11Gまででしょう。プラス(の加速度)ではその辺りまでしか耐えられない。マイナスなら3Gまで。マイナス方向に行くと、レッドアウトして、眼球の血管が切れて修復できないので、マイナス方向のGはかけない。かけるとしたら、ブラックアウトする方向──血が下がっていく方だ。だから、パイロットのGスーツっていうのは血圧計(の腕に巻くバンド)のでっかいのをここ(足)に巻いて、血が下に行かないようにしてある。それで、生身だと9Gまでしか耐えられないのを11Gまで耐えさせて、Gに耐えて敵の後ろをとって敵を落とすっていうのが、ドッグファイトなんです。飛行機の戦いは、敵の後ろを取った方が勝ち、と言われてて、犬にとっては尻尾が弱点なんで、喧嘩する時にお互いグルグル尻尾を噛みに行くんだけど、その犬のケンカと同じなんですよ。それで、頭よすぎるミサイル君は「このパイロットは11Gまで耐えられるとして、あの機体精度ならマッハ2で旋回できるから、たぶん限界を保ちながら、マックスでそこに行くんだろう」と計算して、先にそっちへ行く。で、そっちに行った時にちょうど当たるようにする。まあ、先読みをするわけです。で、もうひとつのタイプがあって、これが「バカミサイル」(笑)。前の2タイプは基本的にはヒット狙い。最後のタイプはフマジメで、劣等生でアバウト。優等生も先読み君も行かないところに適当に飛んでいって、「僕達は当たらなくていい」と言って近くを飛ぶ。近接信管ってやつで、当たらなくてもいいから近くまで来て、そこで爆発して、いやがらせをする。羽や機体に破片を当てたりして、調子を悪くさせる。大体、優等生、先読み君、バカミサイルが一緒に飛んでいって。で、バカミサイルはバカだから、カメラがいると必ず寄ってくる(笑)。「イエーイ」なんていって、カメラに挨拶をしてから行く。そういうミサイルなんですよ。 ”
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